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中国整体で血液やリンパの循環が向上

中国で行なわれている整体を「推拿(すいな)」と呼んでいます。 中国の古典医学書にも書かれている医療法で、病院の診療科のひとつとして現在も治療に活用されているのです。 中国整体はツボや筋肉、関節などを手を使って治療する整体です。 ツボを刺激することで経絡の流れを良くし、内臓器官にも良い影響を与えていく効果があります。

経絡の循環でからだ全体が活性化

中国整体で重要なポイントが経絡(けいらく)というものです。 経絡とは中国医学で説明されているもので、人間の気や血液の通り道のことです。 ここが健全な状態でいれば血液はからだ中に流れていき、神経も内臓も健康を保つことができるのです。 この流れを良くするためにツボを押したり揉んだりします。 循環系が元気よく流れれば、疲労はすぐに除去され、細胞は新しい栄養素や酸素を取り入れて活性化し、内臓も機能を発揮できるのです。

よく物が売れるお店は、どんどん仕入れを行ないます。 そうすると商品は新鮮ですし、新商品も速くたくさん並びますからお客はリピートし、さらに売上が上がっていくのです。 からだも疲労が除去されれば新しい細胞が形成されて元気になります。 元気になればからだを動かしますから、また循環がよくなっていくのです。

筋肉弛緩と柔軟性

中国整体では、経絡と共に筋肉を緩めていくことも行なわれます。 手で押したり、脚で乗って刺激を加えていくにつれ、こわばった筋肉が柔軟性を取り戻していきます。 筋肉は固くなると、内部に疲労物質を溜めてしまうのです。 疲れが取れず、そのまま無理をして動いたりすると筋肉を傷めてしまいかねません。 柔軟で強い筋肉こそ健康を作り出すのです。

推拿が痛みを軽減

中国整体の手技、推拿を行なうことによって痛みを軽減させることもあります。 手技によって血液やリンパの流れを良くしていきます。 炎症が起きているなら血流をよくする事で回復に向かいますし、疲労が溜まってこわばっているならほぐされていきます。 人間の体は循環がよくなれば自力で調子を取り戻す自然治癒力を持っているのです。 悪いものを血流で流し去り、新しい栄養素や酸素を取り入れて体の組織は活性化されていきます。

日本では民間療法として一段下に見られることの多い整体ですが、中国では正式の診療科として患者が治療を受けています。 整形外科での投薬や療法で改善がみられないなら、中国整体を試してみるのも一つの方法といえるかもしれません。