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コミュニケーションが取れる治療院

きちんと先生とコミュニケーションが取れる治療院を選ぶことも大切です。 患者から必要な情報を聞き出し、治療方針をしっかり伝え、改善点をアドバイスする先生は、コミュニケーション上手のいい先生といえるのです。

症状や生活の様子をコミュニケーション

初めて行く治療院では緊張していることもあり、症状についてうまく話せないこともあります。 患者の側は、先生がどこまで知りたいのか、どこまで話したらいいのか、よくわかりません。 そんな時に「立ち上がるときはどうですか」と聞いてくれたり、関節を動かしながら「この動きは大丈夫ですか」と質問してくれる先生は、コミュニケーション上手な先生といえるでしょう。 また、仕事や家事の様子といった日頃の生活習慣を尋ねてくれると、何が負担で何が心配なのか、話しやすいものです。

逆に、私に任せておきなさい、といった威圧的な雰囲気ですと何も話せず、治療の効果も半減してしまうでしょう。 気持ちよくコミュニケーションの取れる先生を見つけるのも、いい治療を受ける秘訣です。

検査の結果をコミュニケーション

初めての治療の時には、いろいろ検査をする事でしょう。 その結果を親切に教えてくれる先生も、いい先生といえます。 ここの筋肉に負担がかかりすぎているために、関節が痛くなっているんです。 どことどこがバランスを崩していますから、こんな治療をしていきましょう。 そんな風に治療方針をわかるように説明してくれれば、初めての治療院でも安心できます。

逆に何も話さず、次はいつ来てください、との来院約束だけを告げるような先生は、患者は何も知らなくていい、専門家の私にすべて任せなさい、といっているようなものです。 先生の中では治療や回復に向けた道筋が見えているのかもしれませんが、患者側は不安や戸惑いを感じるでしょう。 治療とは治療者と患者の共同作業ですから、患者にも回復に向けた道筋をおおまかでも示してくれれば方向付けがわかりますし、努力する事もできるのです。

生活改善アドバイスをコミュニケーション

バランスを崩している骨格や筋肉は、間違った姿勢や生活習慣からそうなっていることが多いものです。 治療院でいくら矯正しても、家や仕事で間違った姿勢をし続ければ、また元に戻ってしまいます。 からだの様子や聞き取りから、生活習慣の改善点をアドバイスしてくれる先生も、いい先生といえるでしょう。 治療院の売上をあげたいがためにアドバイスをしないで長期間通院させるとしたら、それは患者思いの先生とはいえません。

患者から必要な情報を聞き出し、治療方針をしっかり伝え、改善点をアドバイスする先生は、コミュニケーション上手のいい先生といえるのです。